Category Archives: Anoplius属
- Anoplius reflexus (Smith, 1873) アカゴシベッコウ
- Anoplius samariensis (Pallas, 1771) オオモンクロクモバチ
- Anoplius sp. Anoplius属の一種
Anoplius sp. Anoplius属の一種
種不明その1。里山の麓で獲物を運搬中のクモバチを見つけました。蜂は獲物の歩脚を咥え、後ろ向きに引きずって歩きます。用水路沿いの道を横切り、潅木に覆われた斜面をどんどん登って行きます。何度も獲物を地面に落としては探しに戻ります。行き先を偵察しているようにも見えます。蜂の体は真っ黒なのに単眼の周囲だけ白いのが目立ちます。右中脚の付け根に赤いタカラダニが付着していました。今回もクモバチの巣まで辿り着けませんでした。
同定してもらうため、撮影後に蜂を採集して持ち帰りました。足のトゲも重要だと前回教わったので、今回は足も接写してみました。
残念ながら今回もクモは落ち葉に紛れて見失ってしまいました。いつの間にか落ち葉の下の既存坑に運び込んで素早く産卵したのだろうか。毒針で麻痺させられた獲物はヒノマルコモリグモ♀だろうとクモ屋さんに教えて頂きました。2010年6月中旬 山形県/撮影者:しぐま様
Anoplius samariensis (Pallas, 1771) オオモンクロクモバチ
今日、みかん山で撮影しました。個体数の割に獲物を運ぶ姿を見ることが出来ないと思っていたのですが、今年8月に続いて観察しました。日本最大のクロクモバチということになるのでしょうか?少なくとも九州では年2化以上するようです。マイマイツツハナバチや、リュウキュウコオロギバチを観察した場所に程近い、同じ山道です。木切れの上においてうろうろし始めたので、30分ほどうろついてから戻ってみると、他に運んで行った後でした。2006年10月15日 佐賀県佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様
オオモンクロクモバチ(オオモンクロベッコウ)のクモ狩り(イオウイロハシリグモ)です。撮影者:あかまんま様
Anoplius reflexus (Smith, 1873) アカゴシベッコウ
腰が赤く、後脛節の表面に長い棘が散在していることから、アカゴシクモバチだと思われます。空き地の雑草が散在するところで、蜘蛛を探していたようです。2006年9月10日 佐賀県佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様