Category Archives: スズメバチ科/Vespidae
- Dolichovespula media (Retzius, 1783) キオビホオナガスズメバチ
- Dolichovespula pacifica (Birula, 1930) シロオビホオナガスズメバチ
- Dolichovespula saxonica (Fabricius, 1793) ニッポンホオナガスズメバチ
- Parapolybia indica indica (Saussure, 1854) ムモンホソアシナガバチ
- Parapolybia varia (Fabricius, 1787) ヒメホソアシナガバチ
- Polistes chinensis antennalis Perez, 1905 フタモンアシナガバチ本土亜種
- Polistes chinensis chinensis (Fabricius, 1793) フタモンアシナガバチ沖縄亜種
- Polistes jokahamae jokahamae Dalla Torre, 1904 セグロアシナガバチ本土亜種
- Polistes jokahamae okinawensis Matsumura et Uchida, 1926 セグロアシナガバチ沖縄亜種
- Polistes nipponensis Perez, 1905 キボシアシナガバチ
- Polistes rothneyi iwatai van der Vecht, 1968 キアシナガバチ本土亜種
- Polistes snelleni Saussure, 1862 コアシナガバチ
- Vespa analis Fabricus, 1775 コガタスズメバチ
- Vespa crabro Linnaeus, 1758 モンスズメバチ
- Vespa ducalis Smith, 1852 ヒメスズメバチ
- Vespa dybowskii Andre, 1884 チャイロスズメバチ
- Vespa mandarinia Smith, 1852 オオスズメバチ
- Vespa simillima Smith, 1868 キイロスズメバチ
- Vespula flaviceps (Cameron, 1903) クロスズメバチ
- Vespula fufa (Linnaeus, 1758) ツヤクロスズメバチ
- Vespula shidai Ishikawa, Sk. Yamane et Wagner, 1980 シダクロスズメバチ
- Vespula vulgaris (Linnaeus, 1758) キオビクロスズメバチ
Vespa crabro Linnaeus, 1758 モンスズメバチ
個人的に思い入れがある2014年ベストショット(膜翅目部門)はこれです。「巣に侵入するナミクシヒゲハネカクシ?を殺すモンスズメバチ♀門衛」/撮影・投稿者:しぐま様
(動画では、スズメバチに襲われかけていますが、殺される場面は撮られていないんですね。ということは、まんまと侵入に成功しているかも? by 管理人)
モンスズメバチ門衛の大顎で噛み付かれる寸前その懐にハネカクシが潜り込み侵入に成功してる…ようにも見えますね。
それより気になったのは、侵入の瞬間にハネカクシが腹端に何か白い水滴のようなもの(排泄物?)を出したことです。ハネカクシが土壇場で示したサソリのような姿勢はもしかすると寄主を撹乱するフェロモンを分泌しようとしていたのかもしれない…と勝手に妄想してみました。ハネカクシの化学擬態とか調べられたら面白そうです。(既に誰かがやってそうですけど)
Vespula shidai Ishikawa, Sk. Yamane et Wagner, 1980 シダクロスズメバチ
蜂と松に関するちょっと不思議に思った映像を投稿します。晩秋の山中でアカマツの枝にシダクロスズメバチ♂2匹が取り付いて葉を舐めていました。色んな解釈が考えられると思うのですけど、蜂が松葉を舐めに来るのはよくある行動なのでしょうか?(私も以前、クロスズメバチが松葉に飛来していたのを見たことがあります。そのときは同じ木にアブラムシもいたのでその甘露をなめているのかと思っていました。 by 管理人) 気温14℃ 2011年11月中旬 山形県/撮影者:しぐま様
この雄蜂はシダクロ♂ですかね?
http://sigma-nature-vlog.blogspot.com/2012/01/blog-post_28.html
(こちらのオス蜂は、ご推察の通りシダクロスズメバチですね。複眼内側のへこんでる部分の白斑が三日月形にえぐれています。クロスズメバチだとこのへこみはえぐれることなく白斑で埋まってます。この写真には写っていませんが、もう一つ区別点があります(オス限定)。大顎の基方に三角形の黒斑があればシダクロスズメバチのオスになります。 by 管理人)
2011年11月中旬 山形県/撮影者:しぐま様
Dolichovespula media (Retzius, 1783) キオビホオナガスズメバチ
里山にて(標高約390m地点)、沢の水で濡れたコンクリート地面を見慣れない蜂が忙しなく飛び回っていました。ときどき路面に止まるものの、私を警戒しているのか少し身繕いするだけですぐに飛び立ってしまいます。吸水していたのかも。辺りのハエ(アブ?)を低空飛行で追い回して狩ろうとしていたようにも見えましたが、定かではありません(仕留めるところまでは見ていません)。動画はキオビホオナガスズメバチの吸水と身繕いです。2010年8月上旬 山形県/撮影者:しぐま様
Vespula flaviceps (Cameron, 1903) クロスズメバチ
里山の尾根で日光浴していたこの雄蜂です。体長〜12.5mm。たとえ種の同定は無理でも、属がVespulaなのかDolichovespulaなのか、だけでもはっきりさせたいので、お助けください。
http://sigma-nature-vlog.blogspot.com/2011/01/blog-post_880.html
(写真のハチは、クロスズメバチだと思われます。Vespula属とDolichovespula属の違いは頬の長さともう一つ、前胸背板の側面に隆起線の有無です。
写真は隆起線があるので Dolichovespula属となります。 by 管理人)
2010年11月中旬 山形県/撮影者:しぐま様
私が毎年見に行っているヤツデがあるのですが、今年はハエ・アブは少なめで、かわりにこの蜂を見ました。(複眼内側のへこみの部分が白斑で満たされているのがクロスズメバチの特徴です。 by 管理人) 2008年11月14日 東京都多摩地域/撮影者:クプクプ様
(シダクロスズメバチの可能性もあります。 by 管理人) クヌギの葉にとまっていました。寒かったのでしょうか、あまり動きませんでした。体長約15mm。2006年5月 撮影者:おとんぼ様
竹林で見掛けた冬眠中の個体です。2006年冬 撮影者:なべ様
セイタカアワダチソウの群落でツマグロキンバエなどを狙っていました。2005年11月20日 撮影者:ハンマー様
一匹のワーカーがセイタカアワダチソウを訪れるアブを狙っていましたので、狙って写して見ました。2005年11月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
Vespa ducalis Smith, 1852 ヒメスズメバチ
キアシナガバチの巣を襲撃して育房内の蛹を引き抜き捕食するヒメスズメバチ。キアシナガバチが巣を守る行動は見られませんでした。他のスズメバチとは異なりヒメスズメバチは通常その場で獲物を咀嚼して肉汁だけ吸って帰るのですが、一回だけ食べかけの蛹(肉団子ではない)を持ち帰るシーンを目撃しました(映像なし)。
食事中のヒメスズメバチの背中に油性ペンでマーキングしたところ、この日は同一個体が繰り返し飛来していることが分かりました(計7回)。2009年9月上旬 山形県/撮影者:しぐま様
今朝家を出ようとすると、いきなりブーンと聞こえましたので上を見ると蜂らしきものが飛んでおり、羽音と体の大きさに驚き、急いでスプレー式の害虫駆除剤で退治いたしました。2009年10月18日 福岡県/撮影者:名無しさん
今年は自宅のベランダにヒメスズメバチを吊るしています。エサ用にと、コガタスズメバチの巣板を吊るしたら、2段目に外皮をかけました。自分の巣から1mほどしか離れていないので、巣作りに手を抜くヒメのこと、別荘として使い始めたようです。
ただ吊るして眺めて楽しもうと思っていたのですが、ヘンなことを始めたので目が離せなくなってしまいました^^; 2008年9月 撮影者:sundog様
樹液にきていました。2007年6月23日 栃木県宇都宮市/撮影者:管理人
(巣を作っているアシナガバチは、セグロアシナガバチだと思われます。また、1匹だけ大きいハチはヒメスズメバチで、セグロアシナガバチの巣を襲っているところです。ヒメスズメバチはアシナガバチの幼虫や蛹を専門に狩り(襲って体液を吸う)ます。敏感になっているときに巣に近づくと刺される危険性があります。)2006年8月/撮影者:わかな様
巣の色が褐色であり、育児室が浅いことから、ヒメスズメバチの巣だと思われます。この巣は、女王バチが作成し、その後放棄された物だと思われます。本種の女王が作る巣は、外皮が傘状です。このため、この巣は壊れた物ではないと思われます。2005年11月20日 山形県飯豊町/撮影者:シグマ様
ミモザの小さな葉に10匹程度群がっているしたの地面に落ちていた死骸。2005年9月 撮影者:S-Bird様
自転車のサドルに潜み、なぜかここから動こうとしない。近くで巣ではないところに集まるキアシナガバチがいたことから、襲った可能性がある。本種はアシナガバチ類の幼虫を専門に狩る。2005年9月15日 長崎県長崎市/撮影者:園田様
Vespa simillima Smith, 1868 キイロスズメバチ
先ほど家の中でカーテン裏から飛んできました^_^; ぱっと見大きかったのでスズメバチと思い雑誌で叩きました。大きさは1.5cmほどです。/撮影・投稿者:うまくなりたい様(2016年8月投稿)
ヤブガラシに訪花したキイロスズメバチをハイスピード動画(240fps)で撮影してみました。機材はCASIOのEX-FH25です。望遠マクロで画面いっぱいにとはいかないようです。2010年9月10日 栃木県日光市藤原/撮影者:管理人
ミツバチを巣から狩り出したキイロスズメバチが、近くのススキの葉にぶら下がって食事中。2005年10月15日 山形県飯豊町/撮影者:シグマ様
雑木林の林道沿いで地上2~3mの樹上に営巣してました。2005年11月 山形県飯豊町/撮影者:シグマ様
2005年11月26日 撮影者:ハンマー様
腹端から出てきたのはハリガネムシです。ハリガネムシは水中で産卵。水生昆虫を中間宿主とし、それを獲物として狩ったスズメバチに寄生します。スズメバチの巣を駆除すると、死んだ働き蜂の体内から出てくるのが、時々見られます。2005年11月 撮影者:キセノン様
巣の入り口のところの葉を噛み砕いているところ。目的は不明である。2005年6月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
旅館の窓にしょっちゅう遊びに来ていた。2004年7月 撮影者:ゆきだるま様
Vespa mandarinia Smith, 1852 オオスズメバチ
「NHK特集 襲撃 スズメバチの恐るべき生態」1984/11/25放送
オス。(1枚目の写真では、腹節が7つあることで(メスは6節)オスだとわかります。触角は1節目が柄節、2節目は長い節ではなく、その手前のちょっとだけ見える短い節で、梗節といいます。3節目から13節目までを鞭節といいます。 by 管理人) 2009年11月3日 神奈川県/撮影者:mizuao様
夜、我が家にいつの間にか入ってきていた蜂です。2006年7月 撮影者:ぽん太様
今までオサ掘りで採った女王しか持ってなくて、この秋採ったワーカーの標本が出来上がったので、さっそく並べてみました。そうすると全然違うのがよくわかりました。女王は千葉県産で2月上旬に朽木から採集。(油が出てます・・・)。ワーカーは埼玉県産で茶の花に来ているところを10月上旬に採集しました。撮影者:高ちゃん様
午前中にオオスズメバチの巣を駆除したときに撮影しました(午前中は他巣のオスバチが巣の周りを飛び回ります)。ワーカーは危険なので全て回収しましたが、巣内に残るオスと新女王はピンセットで抜き出してポイポイ捨てていました。その捨てた未交尾の新女王に次々とオスが飛びかかり、写真のような具合になりました。交尾時間は10~20秒で、終わると♀が♂に攻撃を加え(噛み付く)、交尾器が離れます。 その後♀は逃げるように飛び去りました。撮影者:sundog様
交尾の様子。撮影者:sundog様
スズメバチの訪花です.サザンカにたくさん来ていました.オオスズメバチがもっとも多く,コガタ,ヒメ,モン,キイロが見られました.そのうちオオスズメバチのみオスが見られました(およそ1:1).2006年11月 大阪府東大阪市/撮影者:みつき様
撮影者:sundog様
枯葉の上を散策する女王。佐賀県佐賀郡/撮影者:ヒゲおやじ様
メス。中胸背に付着物(寄生?)あり。1996年8月 茨城県牛堀町/撮影者:さびきこり様