Category Archives: Liris属
- Liris aurulenta (Fabricius, 1787) キンイロコオロギバチ
- Liris deplanatus binghami Tsuneki, 1967 リュウキュウコオロギバチ本土琉球亜種
- Liris festinans japonica (Kohl, 1884) ヒメコオロギバチ本土亜種
- Liris subtessellatus subtessellatus (F. Smith, 1856) ナミコオロギバチ本土琉球亜種
Liris subtessellatus subtessellatus (F. Smith, 1856) ナミコオロギバチ本土琉球亜種
メス。個体数はけっこういました。2008年7月採集 沖縄県沖永良部島/撮影者:Lobo様
佐賀市では昨年よりは蜂の活動が遅れているようで、ハムシドロバチの狩りなどはまだ始まっていませんでした。でもこの蜂のスポットとしては、あまりマークしていなかった場所で昨年秋に営巣を観察できたので、まだ早いかと思ってチェックして見ると、いきなり営巣を観察出来ました。
昨年は、狩りの瞬間を撮影できましたが、運搬、搬入の場面を観察することは出来ませんでした。シーズン開始早々目標の1つを達成しました。 石段脇の石垣の隙間の、堆積した土の既存抗に営巣していると思われます。この場所は南向きでかなり暖かく、どの環境でも4月下旬から営巣するのかは、疑問です。2008年4月下旬 佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様
お寺の広場のベンチで、多数日向ぼっこしていました。南方系なのかもしれません。2006年10月15日 佐賀県佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様
ナミは佐賀にはナミに生息しているようです。滑らかな胸部と、顕著な前伸腹節の横皴、翅の色も黄褐色で、大型の個体ほど色味は強いようです。18ミリもある個体はみたことがありません。せいぜい14ミリ強のものですが、獲物の運搬能力の高さは驚くばかりです。
・頭、胸部 ヒメ・・・肉眼でわかる小点刻が密布する。ナミ・・・極微細でつや消し状。
・前伸腹節 ヒメ・・・細かい網目状彫刻。ナミ・・・荒い横しわ。
・翅 ヒメ・・・黄色味はほとんど無い。ナミ・・・黄色味がある。
・大きさ(メス) ヒメ・・・7~12mm ナミ・・・12~18mm
撮影者:ヒゲおやじ様
日向ぼっこをするメスです。体長14ミリ強、腹部の銀白色の帯はヒメコオロギバチより顕著です。2005年12月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
カメガシワの蜜腺で食事中。2005年夏 撮影者:ヒゲおやじ様
撮影者:さびきこり様
Liris festinans japonica (Kohl, 1884) ヒメコオロギバチ本土亜種
顎を広げると 更にカッコイイですね。(大あご内縁に歯状突起があるとコオロギバチの仲間、ないとケラトリバチの仲間になります。写真でもはっきりと歯状突起がわかりますね。下側の写真では、大あご下縁のえぐれが見えますが、沖縄のキンイロコオロギバチはこれがありません。あとは、ココではおなじみのリュウキュウ・ヒメ・ナミの3種類なので、ヒメコオロギバチとなります。)2006年10月21日採集/撮影者:バグリッチ様
平地の雑木林で真っ黒ななかなかいい感じのハチを採りました。2006年10月21日採集/撮影者:バグリッチ様
胸部の点刻等明らかにナミとは異なります。個体数はむしろ、真冬の陽だまりにいた時は、ナミの方が多かったののですが、今(5月)はヒメの方が目に付きます。
・頭、胸部 ヒメ・・・肉眼でわかる小点刻が密布する。ナミ・・・極微細でつや消し状。
・前伸腹節 ヒメ・・・細かい網目状彫刻。ナミ・・・荒い横しわ。
・翅 ヒメ・・・黄色味はほとんど無い。ナミ・・・黄色味がある。
・大きさ(メス) ヒメ・・・7~12mm ナミ・・・12~18mm
撮影者:ヒゲおやじ様
後から見つけた個体が、巣穴に飛び込むところ。この蜂の場合、巣穴が既存抗であるため、見分けにくいことと、巣穴へのアプローチが大変素早くていきなりスポッと飛び込んでしまいますので、大体こんな写真になります。2006年4月30日 佐賀県大和町/撮影者:ヒゲおやじ様
一匹を撮影していると、すぐ別の個体も獲物をかかえてかけて来ました。場所は山道の日当たりのいい斜面で、裸地になっています。獲物探しをしている個体も観察されました。2006年4月30日 佐賀県大和町/撮影者:ヒゲおやじ様
みかん山で、コオロギバチのえさ運びを観察しました。この時期の営巣活動の観察は初めてですが、餌もそれなりに成長したコオロギの幼虫です。2006年4月30日 佐賀県大和町/撮影者:ヒゲおやじ様
Liris deplanatus binghami Tsuneki, 1967 リュウキュウコオロギバチ本土琉球亜種
竹やぶの陽のあたるところで休憩している雌です。成虫態で越冬するのか、次世代が翌年春に羽化するのか、よく分からないところのある蜂ですが、10月下旬に営巣して、自らも越冬するとなると、世代の混同が起きそうで、疑問が有ります。しかし、昨年最も遅く撮影したこの蜂の記録は、12月11日となっています。2006年10月22日 佐賀県佐賀市/撮影者:ヒゲおやじ様
自宅から1kmほどの日当りの良い河原で、忙しなく動き回っては身繕い?をしているのを見ることが出来ました。庭で見ていたときとは違ってけっこう動きが速くて意外でした。2006年5月3日/撮影者:mitue様
干し柿の時期になると他のアブや蜂に混じってこの蜂が目だってやってきて気になっていました。2005年12月12日 静岡県熱海市/撮影者:mitue様
落ち葉の上で日向ぼっこをするリュウキュウコオロギバチ。2005年12月11日 佐賀県大和町/撮影者:ヒゲおやじ様
みかん畑の地面の穴に入ったり、枯れた下草の中にもぐりこんだりしていました。2005年11月26日 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
みかん畑のある南向きの山道ですが、黒い小型のコオロギバチは日向ぼっこをして、無目的な動きをしていましたが、リュウキュウは、枯れ草の下などにもぐり込み、活発に活動していました。2005年11月20日 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
日光浴をしているこの蜂を見つけました。その後、すぐ近くにあるみかん畑の、枯れて堆積した下草の中を獲物を探して、飛び回るところを発見。明らかに佐賀県では11月にも営巣すると思われます。2005年11月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
獲物の運搬中。2005年10月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
獲物の運搬中。近よって撮影していると、私の方に向かってきます。2度私に登ってきました。高いところから滑空しないと運べないようです。その後、用水路をはさんだ小規模な竹やぶに飛んで行きました。2005年10月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
獲物(クチキコオロギ?)の前肢の根元あたりを、かみほぐしているようです。2005年10月 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様
クチキコオロギの幼虫をくわえ、木登り中。2005年8月 宮崎県/撮影者:みつき様
寺の敷地内の広場を林と分けたネットのところで、堆積した木や草の落ち葉の下を探索するこの蜂の姿。獲物を探しているようだった。2004年11月 佐賀県富士町/撮影者:ヒゲおやじ様
2004年10月 佐賀県富士町/撮影者:ヒゲおやじ様