Category Archives: ドロバチモドキ科/Nyssonidae

Bembix niponica F. Smith, 1873 ニッポンハナダカバチ

Bembix niponica

2005年7月 栃木県/撮影者:管理人


Bembix niponica

旋回飛翔時にも、頭部は水平を保っている。下は巣穴。撮影者:さびきこり様


Stizus pulcherrimus (F. Smith, 1856) キアシハナダカバチモドキ

Stizus pulcherrimus

ハナダカバチモドキとは名ばかりで、飛翔はおっとりとした感じで、獲物の搬入も、巣穴の仮閉鎖を解くあたりまでは、ゆっくりしたイメージですが、自分の体が隠れるあたりから、加速する感じが独特です。穴が開いたとたん、スッと中に消える感じです。

偽穴も文書で読んだだけでしたが、実際に偽穴を伴った巣穴ははじめて見ました。

もうひとつ、巣穴を掘っていた個体を見ていると、仮閉鎖を終え、姿を消しましたが、それっきり、帰巣の気配がありません。3年前と同じ状況です。偽穴がどのタイミングで作られるか、巣抗堀りの実際の完成時間と、獲物搬入開始のタイミングはどうか等、確かめて見たい事が増えました。

写真は獲物搬入の後、再び入り口を仮閉鎖する蜂。 両側に1つずつ偽穴があります。翌日3つに増えますが、少年野球の観戦者によって崩されてしまいました。(巣は無事)2006年8月 撮影者:ヒゲおやじ様


Stizus pulcherrimus

営巣を終えてすぐの個体が巣穴を塞ぐところに出くわしましたが、すぐそばに2つの偽穴を伴った巣穴を発見、しばらく張っていると、朝10時30分ごろ、巣穴の確認に現れ、すぐ飛び去りました。その後は約1時間の間に4度獲物を持ち帰りましたが、全てオンブバッタのようでした。アワフキバチのように、獲物を中肢でホールドしたまま、前肢で一時閉鎖している穴を掘ります。 最初、獲物と重なるようになっていたのが、巣穴に入るときは、獲物の位置を少し後方にずらし、つっかえない様にして引き込んでいきます。他にもう1個体が巣穴を掘っていました。2006年8月 兵庫県/撮影者:ヒゲおやじ様


Gorytes sp. Gorytes属の一種

Gorytes sp.

種不明その2。巣穴の一時閉鎖をするところです。縁の下の2センチほどの板の隙間から撮影しました。帰巣時は、アワフキムシを抱えたまま、巣穴を堀っていました。クロアナバチのように、傍らに置くことはしませんでした。2006年6月11日 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Gorytes sp.

種不明その1。先週雌が一匹うろついているのを見かけ、周りの環境からして、この境内に営巣しているに違いないと思って、注意していたら的中しました。神社の縁の下に数匹から十匹ほど営巣しているようでした。数回獲物をもっての帰巣を観察しましたが、すべて同じ種類のアワフキムシのようで、すべて成虫でした。2006年6月11日 佐賀県/撮影者:ヒゲおやじ様


Gorytes tricinctus (Perez, 1905) ミスジアワフキバチ

Gorytes tricinctus

Gorytes tricinctus

YouTube Preview Image

ミスジアワフキバチ

YouTube Preview Image

ミスジアワフキバチとヤドリバエ

YouTube Preview Image

モンキアワフキを巣穴に運び込むミスジアワフキバチ

尾瀬沼ビジターセンターの軒下で、ミスジアワフキバチが営巣していました。複数の個体が頻繁に飛来し、穴を掘っては獲物のモンキアワフキを運び入れていました。また、寄生しようと隙をうかがうようにヤドリバエの仲間が巣穴を窺っていました。2009年8月4日 福島県檜枝岐村/撮影者:管理人


Gorytes tricinctus

Gorytes tricinctus

尾瀬のビジターセンターで、たくさんの蜂がある日突然一斉に一生懸命穴を掘っていました。2008年7月 福島県尾瀬/撮影者:ケンモク様


Gorytes tricinctus

午後に外から部屋に入ってきた蜂です。2006年7月8日 山形県飯豊町/撮影者:しぐま様


Gorytes tricinctus

2004年6月26日 茨城県鹿嶋市/撮影者:さびきこり様


Eogorytes fulvohirtus (Tsuneki, 1963) コイケアワフキバチ

Eogorytes fulvohirtus

メス。2003年9月 栃木県藤原町/撮影者:管理人


Nysson trimaculatus japonicus Tsuneki, 1964 ヒメドロバチモドキ本土亜種

Nysson trimaculatus japonicus

地面に降りたところを思わず指捕りしたものです。2004年6月20日 茨城県鹿嶋市/撮影者:さびきこり様


Nippononysson rufopictus Yasumatsu et Maidl, 1936 ヤマトドロバチモドキ

Nippononysson rufopictus

生態は不明だが、労働寄生性の可能性がある。2004年7月 撮影者:WASP様


Alysson cameroni Yasumatsu et Masuda, 1933 ニッポンツヤアナバチ

Alysson cameroni

腹部の斑紋と、前脚ふ節先端が大きいのが 特徴的です。2006年9月30日 撮影者:バグリッチ様


Mellinus arvensis obscurus Handlirsch, 1888 ハエトリバチ本土亜種

Mellinus arvensis obscurus

ハエを捕獲。2004年8月 栃木県/撮影者:kuwachan様