こんばんは。
面白いですねー。
手元にある図鑑『日本の真社会性ハチ:全種・全亜種生態図鑑』p74によると、
(ムモンホソアシナガバチの)巣は樹木の葉に密生する毛を材料として造られるため、淡褐色もしくは淡い肌色を呈し、アシナガバチ属の灰色の巣と比べると対照的である。
ヨモギの繊維を使うという記述は見つけられませんでしたけど、使っても不思議じゃない気がします。
実はハンマーさんのブログ記事を拝見してすぐに、私も似た行動を観察しました。
ムモンホソアシナガバチ♀が明らかにヨモギの葉表に口を付けて何かを舐めていました。
しかし、どうも巣材集めとは違うようです。
側面から見ても口元に丸めた巣材(ペレット)を抱えていません。
蜂が飛び去った後で確認すると、ヨモギの葉に肉眼レベルでは朝露やアブラムシは付いていませんでした。
こんなの長々と見せられても困るでしょうけど、話題提供ということでお蔵入りしていた謎の動画を公開してみました。
お忙しければ適当にスキップしながらご覧ください。
内容は「ヨモギ舐め→身繕い→飛び立ち」です(4:39)。
5月下旬@山形県