Megacampsomeris prismatica (Smith, 1855) キンケハラナガツチバチ
シナノキの花の径が9-10mmなので,体長は30mmを越えていそうです。2015年6月 /撮影・投稿者:はるこ様
(写真のツチバチは、オオハラナガツチバチではないようです。オオの場合、腹部の毛は第3節までが黄白色ですが、この個体は第4節まで黄白色です。キンケハラナガツチバチのメスと思われます。by 管理人)
オス。大型でほっそりした蜂がセイタカアワダチソウに繰り返し訪花して蜜を舐めていました。2009年11月上旬 山形県の平地/撮影者:しぐま様
メス。2009年9月 mizuao様
メス。(写真上)右側と中央の個体。左側はヒメハラナガツチバチ。(写真下)上写真の中央の個体。体長は16mm。2008年 撮影者:蘆様
私の周辺には(区別のできるメスバチの個体数で)キンケハラナガに混じって少数のオオハラナガがいるのですが、オオハラナガのオスがよく判りません。(キンケハラナガとオオハラナガのオスは正確には胸背の中央部に点刻のまばらな部分があるか(キンケ)点刻が一様か(オオハラナガ)を調べるのがいいのですが、見た目で分けるには(前がキンケ後がオオハラナガ)
腹の帯の色は黄色味が強い:白っぽい
胸の毛の色は黄色味が強く、長くまばら:はっきり白っぽく、特に前方ではよく揃っている
腹の淡色帯は通常4本:通常5本(5本目は弱く、しばしば消失する)
上唇は通常黄色いところがある(稀に黒だけ):常に全黒
などを組み合わせて判断するしかないでしょう)2006年9月 奈良県平群町/撮影者:平群庵様
メス。腹節後縁の毛が白色であることからキンケハラナガツチバチの雌と思われます。オオハラナガツチバチの場合は、この毛が黒または黒褐色になります。2006年9月2日 大阪府/撮影者:yasuko様
左が本種のメス、右はヒメハラナガツチバチのオスと思われる。撮影者:さくら様
メス。2004年10月 撮影者:kuwachan様
メス。体毛が損耗していると思われる。奈良県平群町/撮影者:平群庵様
メス。体毛が損耗していると思われる。左2004年8月 右2004年9月 奈良県平群町/撮影者:平群庵様
メス。体毛が損耗している。上2004年5月、中2004年8月初、下2004年9月半ば 撮影者:平群庵様
Megacampsomeris属 の記事一覧
- Megacampsomeris grossa matsumurai (Betrem, 1941) オオハラナガツチバチ
- Megacampsomeris mojiensis mojiensis (Uchida, 1934) キイロハラナガツチバチ
- Megacampsomeris mojiensis ryukyuana (Tsuneki, 1972) アカアシハラナガツチバチ
- Megacampsomeris schulthessi (Betrem, 1928) ハラナガツチバチ
ツチバチ科/Scoliidae の記事一覧
- Campsomeriella annulata annulata (Fabricius, 1793) ヒメハラナガツチバチ
- Campsomeriella annulata sakaguchii (Uchida, 1934) サカグチハラナガツチバチ
- Megacampsomeris grossa matsumurai (Betrem, 1941) オオハラナガツチバチ
- Megacampsomeris mojiensis mojiensis (Uchida, 1934) キイロハラナガツチバチ
- Megacampsomeris mojiensis ryukyuana (Tsuneki, 1972) アカアシハラナガツチバチ
- Megacampsomeris schulthessi (Betrem, 1928) ハラナガツチバチ
- Scolia decorata ventralis Smith, 1873 コモンツチバチ
- Scolia histrionica japonica Smith, 1873 オオモンツチバチ
- Scolia oculata (Matsumura, 1911) キオビツチバチ
- Scolia sinensis Saussure, 1864 ツマアカツチバチ
- Scolia yasumatsui Uchida ヤスマツツチバチ
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