Psenulus carinifrons iwatai Gussakovskij, 1934 キアシマエダテバチ

Psenulus carinifrons iwatai

やがて蛹は黒くなり、数日で羽化しました。しばらく管ビンに入れておいたままだったのですが、猛暑による高温のためか、お亡くなりになってしまいました。そのとき撮影したのが下の写真です。後日同定したところ、キアシマエダテバチと判明しました。本州以南に分布しており、南方系らしく北に行くほど生息数は少ないようです。福井RDBの解説によると、幼虫の餌にヨコバイを狩り,1室に10数匹を貯え,クモの巣を使った薄い壁で部屋を仕切るそうです。2008年8月 宮城県/撮影者:管理人


Psenulus carinifrons iwatai

とりあえず、持ち帰って飼育してみることにしました。 無造作にヨシを割ってしまいましたので、蛹は繭から取り出し、管ビンに入れて飼育しました。蛹は、腹部第1節が細く、頭部や胸部背面、腹節後縁に突起が見られました。写真の蛹は、若干黒くなって来ているようです。2008年7月 宮城県/撮影者:管理人


Psenulus carinifrons iwatai

とあるヨシ原で、枯れヨシに穴が開いているのを見つけました。割ってみてみると、いくつかの部屋に分かれてハチの蛹が入っていました。2008年7月 宮城県/撮影者:管理人


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