Ectemnius cavifrons aurarius (Matsumura, 1912) クボズギングチ本土亜種
ギングチバチをとったのですが名前がわかりません。ペン画に彩色した画像なので必要な情報が描けているか不安なのですが、これでわかるでしょうか。頭盾の毛は金、大あごの先は3歯あり、内縁に突起はなくほとんど黄色です。頭盾も描いてみました。メスの頭盾の毛が金色ならClytochrysusだと考えていいのでしょうか?(ナミギングチバチ属で大顎の内縁に歯状突起がなく、メスの頭盾の毛が金色でしたらClytochrysus亜属になります。 by 管理人) 2011年9月4日採集 山梨県北杜市大泉町/撮影者:ハサミムシ様
近所の公園(広場のあるところです)でハチを捕りました。ケヤキの枯れ木に集まっていました。死んだ後腹端側の二本のラインが消えてしまいました。
(ヒラズギングチかクボズギングチのどちらかのメスだと思われます。メスの頭盾の毛が金色なのが特徴です(Ectemnius属のClytoghrysus亜属、このほかメスキンギングチも含む)。ヒラズかクボズかの区別は、
クボズ
頭盾中央の突出部の前縁は少し切れ込んで2歯状になる。
上額部は全体的にへこみ、点刻はやや疎で、点間が点と同じところがあり、光沢に富む。
ヒラズ
頭盾中央の突出部の前縁はやや狭く直線状である。
上額部は中央のみへこみ、点刻は密で、点間は点より狭く、光沢に乏しい。
by 管理人)
2009年6月 埼玉県富士見市/撮影者:蘆様
Ectemnius属 の記事一覧
- Ectemnius iridifrons (Perez, 1905) シロスジギングチ
- Ectemnius schlettereri japonicus Tsuneki, 1977 イワタギングチ本土奄美亜種
- Ectemnius sp. Ectemnius属の一種
ギングチバチ科/Crabronidae の記事一覧
- Crossocerus amurensis (Kohl, 1892) アムールギングチ
- Crossocerus sp. Crossocerus属の一種
- Crossocerus vagabundus esakii (Yasumatsu, 1942) ガガンボギングチ本土亜種
- Ectemnius iridifrons (Perez, 1905) シロスジギングチ
- Ectemnius schlettereri japonicus Tsuneki, 1977 イワタギングチ本土奄美亜種
- Ectemnius sp. Ectemnius属の一種
- Lestica alata (Panzer, 1797) ホッカイギングチ
- Lestica collaris (Matsumura, 1912) クビワギングチ
- Lestica reiteri (Kohl, 1915) クラマギングチ
- Oxybelus strandi Yasumatsu, 1935 ヤマトトゲアナバチ
- ギングチバチ科の一種 Crabronidae gen. sp.
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