Pimpla sp. Pimpla属の一種

Pimpla sp.

種不明その1。寒さのためか、動きが鈍くなり、壁にくっついていたものを室内に持ち込んで撮影しました。

(ヒラタヒメバチ属(Pimpla)の一種だと思います。

Pimpla aethiops Curtis, 1828 イチモンジヒラタヒメバチ

Pimpla luctuosa Smith, 1874 マイマイヒラタヒメバチ

Pimpla pluto Ashmead, 1906 クロフシヒラタヒメバチ

あたりでしょうか。雌では、主に中胸と腹部背版の表面構造(点刻の状態)で区別します。

1. 小楯板の点刻は密。中胸側板は密な点刻に覆われる、点刻間の距離は点刻の直径より短い。腹部背版は全体に点刻がある。・・・・P. aethiops

– 小楯板の点刻はまばら。中胸側板の点刻間の距離は点刻の直径より長い。腹部背板後縁には点刻がない。・・・・2

2. 腹部背版の点刻は深くて明瞭、点刻間は平滑でツヤがある。中脚脛節には黄色い斑紋がある。・・・・P. luctuosa

– 腹部背版の点刻は浅く不明瞭、点刻間には彫刻がありツヤがない。・・・・P. pluto

雄では、前中脚腿節脛節が黄~赤黄色(他は黒)なのがluctuosa、触角鞭節6~7節にしか触角下瘤がない(他は6~9節にある)のがpluto、顔面の毛が黒い(他は白)のがaethiopsです。 by こにし様)

2009年11月30日 大阪府/撮影者:そよかぜ様


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