Agenioideus sp. Agenioideus属の一種

Agenioideus sp.

種不明その4。クモバチ(ベッコウバチ)の狩りの様子です。この写真のクモバチが、もし国内の既知の種であるならマエアカ以外の、タカハシヒメクモバチ(Agenioideus takahashii)かイシカワクモバチ(Agenioideus ishikawai )のいずれかということになりそうですが、この2種の特徴と、写真の蜂の共通する部分はあるのでしょうか。

(古い(2008-9)スレッドを見ていたらAgenioideus についてのやり取りがありました。既にご承知かもしれませんが、その後の進展をご報告します。写真のハチは各地で見られますが体色は非常に変化が大きくて、脚は濃い栗色から明るいオレンジまで、腹部も黒―濃い褐色ー前方がオレンジと変化します。翅の紋も濃いのと薄いのとあります。首都大学の清水博士が苦労して研究の結果、欧州の A. cinctellus (Spoinola) と体色以外区別できないという結論で A. cinctellus 和名ミイロツメボソクモバチとして昨年発表されました。同時に別の1種も記載されたので、日本の Agenioideus は2種増えました。ちなみにマエアカクモバチは♀では頭部と前・中胸が赤くて(ただし♂は全黒)見かけも大分違います。 by 長瀬様)

2007年8月 兵庫県加古郡/撮影者:ヒゲおやじ様


Agenioideus sp.

種不明その3。地面でハエトリグモを運んでいるのを見つけて、追跡しました。5mほど離れた物置の高さ150cmほどに置かれた、古い竹竿内に溜まった堆積物(主に、虫が掘り出した竹のカス)の中に、獲物を運び入れました。うろうろする感じではなく、真っ直ぐに、そこへ到達しました。この巣穴は、あらかじめ掘られていたようです。(竹竿内に入った直後が、上の写真です)以前、獲物を狩ったわけでもないのに、吹き溜まった砂を掘り返している別個体を観ています。もしかしたら、獲物を狩る前に、巣穴を掘るのかもしれません。撮影者:裏庭様


Agenioideus sp.

種不明その2。どちらもハエトリグモを狩っていました。顔にも、白い紋があります。上は2006年7月 神奈川県横浜市、下は2006年8月 神奈川県川崎市。撮影者:裏庭様


Agenioideus sp.

種不明その1。神社の境内の葉の上を歩き回る。(鎌倉あたりにもいますが何故か人家の近くでばかり見られます。)2006年8月中旬 兵庫県加古郡/撮影者:ヒゲおやじ様


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