Eumenes rubronotatus rubronotatus Perez, 1905 ムモントックリバチ本州亜種
私も昨年の9月中旬に似たようなシーン(木の柱を齧るムモントックリバチ)を目撃していたのを思い出しました。2008年9月中旬 山形県/撮影者:しぐま様
大前(おおさき)恵比須神社で撮影しました。ささくれた木製ベンチの背板に飛来したのを見て近づくと、何やら熱心に板の表面を齧っている様子です。
(育房閉鎖後、表面に地衣のようなものを塗りつけているのは、少年のころから知っていたのですが、それがパルプであることを知ったのは、私も2~3年前のことです。この種固有の習性のようです。 by ヒゲおやじ様)
2009年9月22日 栃木県真岡市/撮影者:さびきこり様
メス。2006年7月31日 兵庫県神戸市/撮影者:おとんぼ様
オス。第2腹節の背面がふくらんでいるのがムモントックリバチ、あまりふくらんでないのがミカドトックリバチです。この写真では、ふくらんで見えますから、ムモントックリバチだと思われます。また、オスではフック状の第13節(先端の節)が、10節に届くのがムモントックリバチ、届かないのがミカドトックリバチです。撮影者:バグリッチ様
2004年7月 撮影者:tombow様
Eumenes属 の記事一覧
- Eumenes micado Cameron, 1904 ミカドトックリバチ
- Eumenes rubrofemoratus Soika, 1941 キアシトックリバチ
- Eumenes rubronotatus aquilonius Sk. Yamane, 1977 ムモントックリバチ北海道亜種
ドロバチ科/Eumenidae の記事一覧
- Allodynerus delphinalis delphinalis (Giraud, 1866) アトボシキタドロバチ本土亜種
- Ancistrocerus melanocerus (Dalla Torre, 1894) ケブカスジドロバチ
- Anterhynchium flavomarginatum micado (Kirsch, 1873) オオフタオビドロバチ本土亜種
- Anterhynchium flavomarginatum tsushimarum (Yasumatsu, 1935) オオフタオビドロバチ対馬亜種
- Anterhynchium melanopterum Sk. Yamane, 1981 ハグロフタオビドロバチ
- Delta esuriens okinawae (Giordani Soika, 1986) クロスジスズバチ琉球亜種
- Discoelius japonicus Perez, 1905 ヤマトフタスジスズバチ
- Eumenes micado Cameron, 1904 ミカドトックリバチ
- Eumenes rubrofemoratus Soika, 1941 キアシトックリバチ
- Eumenes rubronotatus aquilonius Sk. Yamane, 1977 ムモントックリバチ北海道亜種
- Orancistrocerus drewseni drewseni (Saussure, 1857) エントツドロバチ
- Oreumenes decoratus (Smith, 1852) スズバチ
- Stenodynerus chinensis simillimus Sk. Yamane et Gusenleitner, 1982 カタグロチビドロバチ本土亜種
- Stenodynerus clypeopictus (Kostylev, 1940) フトカギチビドロバチ
- Symmorphus apiciornatus (Cameron, 1911) サイジョウハムシドロバチ
- Symmorphus captivus (Smith, 1873) オオハムシドロバチ
- Symmorphus decens (Kostylev, 1940) クチビロハムシドロバチ
- Symmorphus foveolatus Gussakovskij, 1933 ハラナガハムシドロバチ
- Symmorphus sp. Symmorphus属の一種
- ドロバチ科の一種 Eumenidae gen. sp.
コメントを残す